心理系大学院の生活
心理系大学院での研究や実習
心理系大学院に入学した後、卒業するまでどのような生活を送るのでしょうか。
最初に頭に入れておきたいことは
「臨床心理士の指定校となっている大学院では、現場での実習と研究が教育のカリキュラムとして組まれている」
ことです。
他の研究科では「大学院=研究」というイメージがあるかもしれませんが、臨床心理系の大学院では、将来は臨床現場で働くことを想定しているので、必ず実習があります。
加えて、実習は「学内実習」と「学外実習」の2つに別れている大学院が大半です。
修士課程1年次では、心理学概論、研究法などの授業と学内実習に大半の時間が費やされます。
ここで注意したいのは「臨床心理士の資格試験を受験する際に、受験要件となっている授業を大学院で履修しておかないと、資格試験を受けられない」ことです。
言い換えると、「心理系大学院を卒業したが、臨床心理士の資格試験の受験要件を満たさず、資格試験を受けられないという事態が生じる可能性もある」ということです。
多くの大学院では、入学年度の4月のガイダンスで、大学院で行われる予定の授業内容と資格試験の受験要件となっている授業の案内が行われます。
将来、臨床心理士の資格取得を考えている場合、基本的には、大学院を卒業する条件である単位数の1.5~2倍の授業を履修する必要があります。
具体的には、1日2~3コマの授業を受けながら、週1~2日で学内実習を行うという生活になります。
したがって、大学院で行われる最初のガイダンスには必ず出席しましょう。
2年間を一緒に過ごす同期や教授との顔合わせ、所属するゼミ決めを含めて、自身の将来に大きく関わるイベントがたくさんあります。
修士課程2年次の生活
修士課程2年次になると、大学院で受ける授業はゼミだけになり、学内実習と学外実習が中心になります。
「ゼミ」では、教授の指導を受けながら修士論文の執筆を行います。
2年次の7月に中間発表、年末から年明けくらいに論文の提出を求められますが、学内実習・学外実習と並行して、論文を執筆します。
ただし、「研究論文」、「学内・学外実習」に関しては、大学院によって大きく異なります。
心理系大学院で過ごす2年は、あっという間に終わります。
楽しいこと、辛いことなどがたくさんありますが、何かしらの目標をもって1日を過ごすと、実りが多い2年間になることでしょう。
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