臨床心理士指定大学院とは

臨床心理士とは、財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格を取得した人のことを指し、家庭、職場、学校などの場で、メンタルな部分の不安や悩みをサポートする言わば、こころの専門家です。

その臨床心理士になるためには、臨床心理士資格試験に合格する必要がありますが、その受験条件が日本臨床心理士資格認定協会が指定する大学院(指定大学院)を修了することなのです。したがって、臨床心理士を目指すにはまず、この指定大学院に入学する必要があります。

指定大学院には第1種と第2種があり、第2種指定大学院の修了者が臨床心理士資格試験を受験するには、心理臨床現場で1年以上の経験を積む必要があります。
2016年7月31日までに全国には、第1種と第2種指定大学院が171校あります。年々臨床心理士指定大学院の数は増加しており、それだけ人気が高いことを表わしています。

受験者数がそれだけ多いのにもかかわらず、合格者枠が少ないのが現状です。その背景として、各大学院では現場でも通用するような実践的な教育や研究を取り入れ、レベルの高い人材を育成しているため、一度に多くの人数を受け入れることができないようです。そのため倍率が高く、簡単に入学することはできないため難関と言われています。

全国の指定大学院の一覧データは、臨床心理士指定大学院リストからご確認ください。

臨床心理士指定大学院はこんなところ

臨床心理士指定大学院に晴れて合格して入学すると、実際にはどのような2年間を送ることになるのでしょうか。
大学院では授業を受けて単位を取って、修士論文を書いて、といった漠然としたイメージこそあるかもしれませんが、大学院での学生生活というのは、意外と知られていないものです。
大学院での授業や実習はどのようなものか、1日の生活はどのような感じになるのか、どのようなアルバイトを紹介されるのか、といった指定大学院と大学院生活に関する情報をここでは紹介していきます。

指定大学院生の生活
学内実習と学外実習
指定大学院生のアルバイト
修士論文と研究計画書

受験までのプロセス

臨床心理士指定大学院も一般の大学院と受験までのプロセスにそれほど大きな違いはありません。
募集要項を取り寄せ、研究計画書や願書を提出し、英語・専門科目・面接といった入学試験を受け、合格発表を迎えて、晴れて入学という流れになります。
ただし、秋入試か春入試かによって、期間の違いなどはありますが、どの大学院もこの過程で進むと考えてください。
私立の臨床心理士指定大学院では、秋入試、春入試と試験を2回実施するところがほとんどですが、国公立では試験を1回しか行わないところもあります。
志望校によっては年に一度のチャンスというケースもありますので、それまで勉強してきた成果を本番で発揮できるようにしておきたいものです。

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