臨床心理士の資格がなくても心理職に就くことはできます。ただし、社会的な信用度が違いますし、職種も幅広くなります。


臨床心理士は他のカウンセラー資格と比較しても、認知度、専門性共に非常に高く評価されています。大学院で2年間も実践的な勉強をしてから、資格試験に合格してよくやく臨床心理士になれるわけですから、相当の専門知識と技術が身についていると考えられるわけです。


一度に同じ職場で何十名も募集するほど心理系の就職口は開かれていないので、募集要件には「臨床心理士資格保有者」を指定することで、よりスキルの高い方を優先して採用する傾向にあります。


また、国家資格の公認心理師の法案が通りましたが、こちらは大学の心理学部を卒業して、実務経験を積んでから資格試験を受験できるようになります。


今後、臨床臨心理士とどのような住み分けがなされるかは注視すべき点ですが、しばらくは両方の資格を取得するダブルヘッダーが増えることでしょう。


いずれにせよ、心理のスペシャリストを目指すのであれば、大学院を卒業しないとなれない臨床心理士を取得していた方が、就ける心理職の幅は広がることは確実です。