大学院が研究計画書を通して判断しているものとは

そもそも研究計画書とは何か

臨床心理士指定大学院では、一般の大学院入試と同様に、入試前に願書と一緒に研究計画書を提出する必要があります。

研究計画書とは、2年間の大学院生活で取り組みたい研究のテーマ、目的、方法などを記した計画書のことです。書くべき分量や項目は大学院によって規定は異なりますが、A4用紙に数枚程度のところが多いようです。

研究計画書というものを、それまでの人生でおそらく書いたことがないため、どのように書けばいいかが分からないという受験生がほとんどです。
研究計画書は受験生であるあなたが大学院で何をやりたいのか、その大学院を志望理由は何なのか、そしてどのような手段で研究を進めていくのか、など大学院における研究生活を凝縮した内容となっています。
面接試験では、この研究計画書に基づいて、研究についての質問が行われます。詰めが甘いところ、先行研究をきちんと調べきれていないところがあれば、それだけ厳しい追及を受けることになります。できるだけ完成度の高い研究計画書を提出したいところです。

研究計画書のテーマを決める

ただ「臨床心理士になりたい」という理由だけでは臨床心理士指定大学院には入学できません。そう思ったきっかけがあるはずです。そして、それがあなたの興味のある分野になります。
子どもの発達障害をテーマにしたいのか、それともうつ病について研究したいのか、まずは大まかな興味のある分野を考えましょう。そして関連する書籍や学術論文を読んでいくようにしてください。
そうすることで、自分の研究したい専門分野の理解を深めていくことができます。そして、たくさんの書籍や論文に目を通しているうちに、専門分野の知識が深まって、その分野で自分が何を研究したいか、自ずと方向性が見えてくるはずです。

特に、先行研究の調査は必須です。なぜなら研究計画書で取り上げるテーマにはオリジナリティが求められるからです。すでに先行研究で取り上げられているものをそのままあなたの研究にしても結果は分かり切っており、研究する意義がありません。
もちろん、学生レベルで既存にないまったくのオリジナルの研究をすることは難しいので、先行研究とは異なるアプローチを採用していくと、自分なりのオリジナリティのある研究テーマが導けるはずです。

研究の内容を詰める

テーマが決まったら、その研究の目的、内容や調査方法を記述していきます。
研究を進めていく上でも面接法やテスト法、ときには統計の知識を用いて分析する必要があるでしょう。統計研究法は受験生が苦手とする分野ではありますが、大学院で研究をスムーズに進めていく上で、ある程度の知識を身につけておく必要があります。

公認心理師の成立後は、臨床心理士指定大学院の入試もこれまでのような臨床分野だけでなく、基礎心理学や統計・研究法からの出題が増えると予想されます。
近年の大学院の入試問題を見ても、そうした分野の出題が以前より増えてきています。臨床分野に偏った勉強をしていると、合格点には届かないことが予想されます。

参考文献をまとめる

最後に研究計画書作成のために活用した文献は記載しておく方が無難でしょう。研究計画書で明確に言い切るためには、その根拠が求められます。すでに世間に認知されている文献から参考にした、と出所を明らかにすることで、根拠の所在が明確になります。それによってより説得力のある研究計画書になることでしょう。

先行研究に当たる論文のない研究計画を立てる受験生は、まずほとんどいないと考えられます。
受験生レベルでそのような研究計画を立案すること自体が難しいですし、たとえ立案しても2年間の大学院生活での実現性が乏しい場合は、研究計画の適切さとしては低いと言わざるを得ません。
先行研究の数が少ない、もしくは論文を挙げていないというのは、十分な下調べのできていない手抜きの研究計画書と見なされます。
書籍だけに偏らず、学術論文もたくさん読み込んで、研究計画書の参考文献として挙げるようにしましょう。

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